おみくじの順番について
神社やお寺のおみくじは、大吉が一番よいというのはわかります。
でも、大吉の次に来るのは、「吉」と「中吉」のどちらなのでしょうか?
それとも違うのが来るのでしょうか?
おみくじの順番について、調べてみました。
おみくじの一般的な順番
・大吉→吉→中吉→小吉→凶
・大吉→中吉→小吉→吉→凶
一般的には5段階で、順番と種類は上のようになっています。
「吉」の位置の解釈が、神社・お寺によって異なるようです。
・大吉→吉→中吉→小吉→末吉→凶→大凶
・大吉→中吉→小吉→吉→末吉→凶→大凶
7段階の場合は、順番と種類は上のようになっています。
末吉と大凶が加わりますが、やはり吉の位置が神社・お寺によって異なります。
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おみくじの種類はバラバラ
成田山新勝寺(千葉県)
大吉→吉→半吉→小吉→末吉→末小吉→凶
成田山新勝寺は、「中吉」がありませんね。
住吉大社(大阪府)
大吉→中吉→小吉→凶→大凶
住吉大社は、「吉」がありません。
また、5段階ではめったにない「大凶」があります。
熱田神宮(愛知県)
大吉、中吉、小吉、末吉、吉
熱田神宮は5種類ですが、順番はないそうです。
「凶」「大凶」がありません。
平安神宮(京都府)
大吉、中吉、小吉、吉、末吉、凶
平安神宮は「凶」が入って6種類ですが、熱田神宮と同じく順番はありません。
順位ではなく、中身が大切だそうです。
大吉でも中に書かれていることをおろそかにすると、よくないということです。
石清水八幡宮(京都府)
大吉→中吉の順番で、これより下は非公表になっています。
「末分(いまだわかれず)」と「平(たいら)」というおみくじがあります。
「末分」は、運勢が吉に向かうか、凶に向かうか、今のところ定まっていない、という意味です。「平」は、平穏無事という意味です。
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大凶を引いてしまったら
内容をよく読んで、自分へのいましめとする。
どうしても心が晴れなかったら、もう一度おみくじを引いてもかまいません。
大凶のおみくじは、教訓として読み返すために持ち帰るか、結び所で結びます。
持ち帰った大凶のおみくじは、その内容を今後の教訓にすると自分に言い聞かせることができたら、普通に捨てても問題はありません。
吉凶未分
石清水八幡宮(京都府)には、「末分(いまだわかれず)」というおみくじがあることを上に書きましたが、「吉凶未分」とうおみくじがあります。
吉凶未分の読み方は、「よしあしいまだわからず」。2023年の正月、笑い飯・西田さんが、大阪市天王寺区にある生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)でこのくじを引いて話題になりました。
今年は、いくたまさんで初詣しました
運勢はわかりませんでした、吉となるよう精進します!#吉凶未分#よしあしいまだわからず pic.twitter.com/EOIj9bSrsL
— 西田 幸治 (@nishida0528) January 6, 2023
吉凶未分の意味は、「(運勢が)良い方向にいくか、悪い方向にいくか、まだ定まっていない状態である」。神様は、決して、「あなたの運勢は、今のところ私にはわからない」と言っているのではありません。
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