神主さんがお祓いのときに振る細かく切った紙をつけた棒が祓串(はらえぐし)。
細かく切った紙が紙垂(しで)。
経年により紙垂が色あせてきましたので、秋祭りの前に新しくしました。
自治会内にある神社には神主さんが常駐していませんので、素人なりに試行錯誤しながら作ってみました。
自治会内にある神社を管轄している(縄張りとしている)神主さんが、「紙垂を新しくした方がいいよ」とおっしゃったのがそもそもの始まり。
以来、だれもそのことに触れないので、私が触れたのが最期。
「じゃぁ、つくってね」ってオイ!(笑)
紙は、A4サイズの奉書紙(ほうしょがみ)というのを使いました。
文房具店に売っていますが、Amazonで買いました。
値段は449円(50枚入り)、ゆうパケットで送られていました(送料無料)。
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簡単な祓串の紙垂の作り方
(1)厚紙を用意して、カッターナイフで切れ込みを入れます(赤い線の箇所)。
A4の用紙は、縦長が29.7cm、横が21cmですので、多少の誤差がでますが、上の写真を参考にして切り込みを入れてください。
厚紙はA4サイズの4分の1でもOKです。
※厚紙の切り方を変えてみました。下の「追記」を参考にしてください。
(2)紙を4分の1に折ります。
(3)紙を下、厚紙を上にして、四隅を合わせます。
(4)厚紙の切り込みにそって、カッターで紙を切ります。
(5)山折りの部分をハサミで切ります。
(6)広げる
(7)折る
左側は手前、手前に折っていきます。
右側は向こうへ返しながら折っていきます。
もう一方も同じように折ります。
対角どうしが同じ折り方になります。
(8)中央部分を四つ折りにします。
(9)さらに真ん中で折り曲げれば完成でーす。
と思ったら、写真の左のがねじれて裏返しになっていますね(笑)。
(10)棒に取り付ければ祓串(はらえぐし)の完成です。
台から棒の先まで約90cmあります。
22枚の奉書紙を使っています。
金と銀の水引はオプションで付けてみました。
写真の右側に写っているのは「麻」です。
光があたると金色に輝くので、縁起のいいものとされています。
これも新しくしようと思いましたが、今回は見送りました。
楽天で売られています。「精麻」で検索してみてください。
追記:紙垂の厚紙の切り方変更
厚紙の端から補助線を引いた方が賢かったですね。
横幅を15cmとしていますが、厳密には14.85cmです。
ただ、右端は半端ですので、左からきっちり14.85cmのところで切り取る必要はありません。
厚紙を4分の1に切り取らない方がよいかもしれません。
というのは、カッターナイフで切るときに、右端の方がふにゃっと曲がることがあるからです。
左上と奉書紙の真ん中の部分を合わせ、厚紙の切り込みにそって、カッターで紙を切っていきます。
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