篠山市では、毎年10月5日に黒枝豆の販売が解禁されます。
毎年10月になると、兵庫県篠山市に黒豆の枝豆を買いに出かけます。
他の地域の黒豆とどこが違うかと言うと、大きさと甘みです。
黒枝豆を塩ゆでして出すと、我が家では争奪戦になります(笑)。
篠山城の近くの商店街でも売られていますが、ここでは買わず、道端で売られている黒枝豆をいつも買います。
採れたて間違いなしですから!
それに若干安いです。
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川北の黒枝豆
黒豆のブランド品は、篠山市の川北という地で採れたものです。
江戸時代、篠山藩主であった松平公が川北に狩りに出かけた時、昼食に出された黒豆が気に入り、以来この地で品種の良い黒豆が作られるようになりました。
川北の黒豆は粒が大きく、甘いのが特徴です。
それだけに、川北の黒枝豆は、値段が高いです。
川北に直売所がありますが、10月の土・日しか開いていません。
販売時間は9:00~12:00で、売り切れ次第終了です。
去年は、1束1,100円していました。
高いけれど、味わってみる価値あり。
http://www.eonet.ne.jp/~kuromame/sintyakupage.htm
丹波たぶち農場
川北のすぐ近くに「丹波たぶち農場」というのがあります。
農道を広くした思われる2車線の道路に、でんと1件だけ建物がありますので、すぐわかると思います。
予約なしで枝豆狩りができます。
昨年の販売価格は、500gで756円、1kgで1,458円です。
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道端で売っている黒枝豆の値段
道端では、枝付きを束にして売られていますが、1束が約1kgです。
1束700円~900円が相場です。
それで、川北の近くの穴場を紹介します。
地図に矢印をした所です。
いつもテントが張ってあるのでよくわかります。
数年前に、帰る方向とは逆に車を走らせていて、たまたま目に止まったので立ち寄りました。
試食させてもらったら、美味しいこと!
以来、必ず寄っています。
たくさん買われる方にはオススメです。
ということで、篠山の西部で黒枝豆を買うのならココか、川北です。
追記:2018年5月10日
篠山市では、市名変更論議が盛んなそうな。
「丹波篠山市」にするか「篠山市」のままでいいか。
問題の発端はお隣の丹波市。
氷上郡(ひかみぐん)から丹波市にかえるときに、篠山市や京都の丹波地域の自治体が猛反対したにもかかわらず、丹波市にしてしまったようです。
他の人からすると、北丹波である丹波市が丹波地域の中心だと思いますよね。
これというのも黒豆などの農産物がからんでいるのでしょう。
丹波というブランド名をつけることで、農産物の売れ行きが違うそうです。
なので、農業関係団体や商工会などは「丹波篠山市」にすることに躍起で、一般の篠山市民は冷ややかに静観しているようです。
追記(2018年9月30日):篠山市川北の黒枝豆
篠山市の黒枝豆のブランド品は、川北で採れたものというお話をしました。
川北で採れた黒豆の枝豆は、「黒豆の館」というところで買うこともできます。
住所:〒669-2733 篠山市下板井511-2
電話:079-590-8077
営業時間:9時~17時
定休日:毎週火曜日(祝、祭日時は、翌日の水曜日)
バイキング形式のレストランとカフェがあり、また、篠山の特産品が売られていますので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
そうそう、黒枝豆の解禁日は毎年10月5日ですが、食べごろは10月の中旬です。
10月も終わりになりかけると、豆が硬くなり始めます。
解禁日の10月5日をすぎてすぐの土・日に、毎年「味祭り」が開催されます。
2018年は10月6日~7日で、篠山城跡前三の丸広場で行われます。
味祭りのとき、高速道路や周辺道がとても混雑して疲れた経験がありますので、いつも10月の10日以降に黒枝豆を買いにでかけることにしています。
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丹波黒豆解禁日